トランスジェンダー追悼の日に寄せて――当サイトの立場

今日、11月20日は「トランスジェンダー追悼の日」です。
差別、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムなどによって殺されたトランスジェンダーへの追悼の日です。
これらの方々には、自ら死を選んだ方々も含まれます。
自死であっても、差別に、ヘイトスピーチに、ヘイトクライムによって殺されたことには違いありません。
死後の世界があるとするならば、すでに亡くなられた方々が、安らかであることを祈っています。

当サイトの立場

わたしは歌人であり、俳人であり、DTPデザイナーです。
主に文学を通じて、表現に携わっています。
表現はときに、人を殺しうる凶器になりえます。
関東大震災の朝鮮人虐殺も、ホロコーストも、ルワンダ虐殺も、はじめは表現(言葉)から始まったことを忘れてはいけません。
だからこそ、差別表現に対して、表現者の立場から批判します。

そして、ポリシーにも明記している通り、差別や排除、人権の脅威となる依頼は、表現者として、組版家として、そしてそれ以前に人間として受けつけません。

差別主義者に居場所はありません。

2024.11.20 トランスジェンダー追悼の日
Haya Typography Studio
音無 早矢

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